4月 季節外れの暑さの中、山梨県の某所にて。
釣り講座ご依頼レポート
「ほとんど釣りの経験がないけれど、渓流釣りを初めてみたい」と、
静岡県在住50代男性のI様から個人レッスンのご依頼をいただき、渓流釣りの入門講習教室を実施してきました。
受講者I様の釣り経験はほぼ初めてと言う状態ですが、目標は「釣り堀ではない自然の川で、全て自力でイワナやヤマメを釣り上げ、そして食べる。」ことです。
しかし、自然の渓流で釣り初心者がヤマメなどを釣ることは、そう容易なことではありません。
わずか1日の講習でそのレベルに達することは難しいかと思います。しかし、自主トレを挟みながら何度かに分けて講習を受けていただくことで、必ずやその目標を達成してもらうためにワイルドホープ講師SHUが全力でサポートさせていただきます。
今回はI様がキャンプ熟練者であり、以前にキャンプでお会いしたこともあったため、事前相談の結果、特別にキャンプをしながら昼の時間を使っての釣り講習を行うことになりました。
今回は明るい昼間の釣りの指導時間だけ講習料金を頂きます。
釣り実技講習開始
私がサポート出来る渓流釣りは、ルアー、テンカラ、餌釣りの3種です。
それぞれの長所短所を説明した結果、I様が選んだスタイルは餌釣りになりました。
今回、何も釣り道具を持っていないIさんには、ワイルドホープのレンタル(一部有料)の竿や道具を利用していただきました。
この道具を使って、確実に魚を釣るための技術を身に着けてもらいます。
当、ワイルドホープの講習目標は技術を習得し、1人でも釣行出来るようになってもらうことを主としておりますが、受講者の方が楽しんでいただければそれにこしたことはありません!
10:00
新緑と陽ざしが眩しい気持ちの良い青空の下、早速講習を開始します。
基本の竿の持ち方、伸ばし方や仕舞い方、置き方など。そして破損を招く悪い扱い方などもしっかり覚えてもらいます。
続いて仕掛けの結び方の講習。
ラインを結べずして、一人での釣行は難しいですからね。
最初はテントなどに使う太いロープを使用して、解りやすく解説します。
要領を覚えていただいた後は、実際に釣りに使用するラインを用いて仕掛けを作ってもらいました。
全くの初心者が仕掛けの結び方を習得するためには、ある程度自主練してラインの扱いに慣れてもらう必要があります。
基本的な仕掛け作りの作業を覚えてもらい、さらなる完成度は宿題として家で練習してもらうこにしました。
続いてキャスティング練習。仕掛けの振り込み(投げ方)です。
今回の初回練習では魚を釣ることはせず、仕掛けの投げ方に慣れること、そして、川の中の仕掛けの流し方を体験してもらうことを目標としたため、針は外しオモリだけ付けました。
釣りの仕掛けは目印を使ったミャク釣りになります。
実際の渓流に立ち竿を振ることで、風や水流の影響を受けて仕掛けの操作は難しくなり、実践で役に立つ技術を学ぶことが出来きます。
それに、こんな自然の中で竿を振るだけでモチベーションも上がりますね♪
初めての仕掛けの振り込みに悪戦苦闘しつつも、I様は徐々に道具の扱いに慣れ、初回の講習に満足していただけました。
16:00 1日目の講習修了
釣り具購入サポート
翌日、初日の講習を経て手応えを感じたI様は「自分の釣り道具を一式揃えて本格的に渓流釣りに挑みたい」と決意を固めていました。
そして、釣り具の購入のサポート依頼をいただき、そのまま最寄りの釣具店へ。
竿、ベスト、ウエーダー、糸や針などの小物、偏光グラス、本など。
釣りに必要な道具の良し悪しを説明しながらアドバイスし、ご本人の納得した価格と性能の道具を購入されていました。
これにて、渓流釣りの1回目の講習は終了です。
Iさんには早くも次回の講習予約をいただきました。ありがとうございます。
次回に続きます。
今回の講習料金
1日目
講習費 10:00~16:00 6時間で 24,000円
レンタル竿 1日 1,000円
釣り具小物 初回無料サービス
2日目
道具の購入サポート 10:00~11:30 1.5時間で 6,000円
2日間の出張費用
往復240㎞×50円=12,000円