4月のある日、快晴です♪

場所は山梨県の某所。

今回もロケーション最高の山の中で釣り講習を行い、そのまま1泊キャンプをしてから帰ります。

私のお気に入り。自然豊かな素晴らしいフィールドです。

渓流

釣り講習ご依頼その2

先週に続きI様より講習のご依頼をいただきました。ありがとうございます。

I様は先週、渓流の釣り道具一式を手に入れたのでテンション上がってます!

そりゃそうですよね。その気持ち分かります(笑)

 

野営地にテントを設営したら、すぐに釣りへ行きましょう!

実釣開始

この河川で釣りをするのに必要な入漁券(1日800円/1人)は当方で事前に購入しておきました。

 

先週の講習時にI様に「家での復習と自主練は絶対に必要」とご説明していました。約束通りしっかりと結び方などを習得し、仕掛けも5セット程自作して来てくれました。

おかげでスムーズに釣り支度は終わり釣りを開始できます。

先週の復習を交えつつも新たに、目印のセット、オモリのチョイス、餌のつけ方、釣り人の立ち位置、竿の操作、狙うべきポイント。などなど。

実際にその川で魚を釣るために有効な手法や注意点をレクチャーしながら釣っていきます。

個人渓流釣り教室

魚はいるのか?

前回も述べましたが、釣りの初心者が管理釣り場などと違う自然の渓流でヤマメなどの渓流魚を釣り上げることは、そうたやすいことではありません。

とは言え、あまりにも釣れない時間が長いと「本当にこの川で魚が釣れるのか?」と受講者様も疑問が湧いてしまうかと思います。

そこで私も竿を出し、魚の状態をチェックします。

いや。本当は受講者様以上に、釣りキチな私の方がその答えを気にしているかもしれません(笑)

人にレクチャーするのにも、釣れる可能性が高い方が教える方もやる気出ますし。

そして、魚の活性などその日のコンディションを把握することで、狙うべきポイントも解析できて、効率よく釣れる確率の高いポイントを教えることも可能になります。

さらに今回に限っては、私が竿を出す理由にはもう1つ理由が…(それはまた後で書きます)

魚釣り個人レッスン

テンカラ釣り(毛ばり)を開始して10分ほど。

釣れました!

20cmほどのアマゴです。

大きくはないですが、首都圏にも近く比較的釣り人の多いこの川ではこれくらいがアベレージサイズといったとこでしょう。

釣ったアマゴ

続いてルアー釣りでもチェック。

来ました!

今度は20cm程のイワナでした。

2匹ともアレを作るには適当なサイズの魚。訳あってキープします。

釣ったイワナ

魚の反応を見た感じ、釣り人によるプレッシャーは高そうだけど確実に魚はいます!

 

当然ながら、これを見ていたI様はやる気満々です。

私はすぐに道具をしまいアドバイスに徹底します。

釣りだけではないアウトドアレクチャーも

レクチャーは釣りだけに限らず、渓流の歩き方や危険な生物なども教えています。

この日はヤマカガシ(そんなに危険ではないけど毒蛇)と、巨大なスズメバチの巣(危険!)に遭遇しました。

そっと危険生物を回避しながら溪を釣り進みます。

 

I様は果敢にポイントを攻めますが、仕掛けを木にひっかけてしまったり、川底に根掛かりしたり。

奮闘しながらも釣り進むこと数時間、ここでI様は用意してきた仕掛けを全て使い果たしてしまいました。

ここまでに餌を取られた魚信は2回。まだ釣果はありません。

その場で新しい仕掛けを作ることも提案しましたが、I様はもう、色々と新しい技術を学び今日は満足とのこと。

ここでストップフィッシングとなりました。

今回のような個人レッスンの場合は、受講者様の希望で講習時間を決めて頂いて構いません。

(※開催場所により異なりますが、最低講習時間を概ね2~3時間とさせていただきます。ただし、天候の悪化など、危険が及ぶような状況下ではこの限りではありません。)

焚火料理講習と骨酒

釣りを終えた後はキャンプに戻り、薪を集めてから焚火を始めます。

昼間は快晴で暖かかった今日みたいな日でも、やはり、まだ4月。太陽が傾くと急に冷え込みます。

焚火のありがたさを感じる瞬間です。楽しいです。

 

ここで、I様からのもう1つのご依頼。魚の捌き方と調理法の講習に入ります。

私が竿を出したもう1つの理由はこの食材確保のためでした。

 

I様に細かなさばき方のコツなどをレクチャーしながらナイフ1本でイワナとアマゴを解体し、焚火の近くで焼き上げます。

このまま魚を食べても十分美味い塩焼きですが、今回はのお目当てはあくまで骨酒です。

釣った魚料理教室

 

スキレットなどを使った焚火料理をしつつ、カリカリになるまでじっくりと魚を炙りました。

たき火料理教室

 

豪快に日本酒へ放り込み、焚火を使ってゆっくりと燗を付けます。

骨酒作り

 

頃合いを見計らいコッヘルの蓋を開けると、なんとも香ばしい香りの漂う熱燗の完成。

これぞ骨酒です。

日本酒に旨味が染み出していてグビグビといくらでも飲めてしまうので非常に危険です(笑)

骨酒熱燗

I様も大満足して頂けたようで何よりでした。

釣りの腕は確実に上達しています。次回は自分で釣った魚でやれると良いですね!

 

今回の講習費用

渓流釣り 9:00~13:00 4時間で14,400円

魚料理 17:00~19:00 2時間で7,200円

出張料金

往復240㎞×50円=12,000円

講習ご予約・お問い合わせは…